終戦の日の15日、平和の尊さを学んでもらおうと、北九州市八幡西区で「平和のための戦争展」が始まりました。

八幡西区黒崎のコムシティで15日から開かれている「平和のための戦争展」は戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えるため市民団体が毎年開催しているもので、今年で30回目になります。

ショーケースに並ぶ人形は北九州市八幡西区に住む93歳の女性が孫に「戦争の記憶」を伝えるために、ひとつひとつ手作りしたもので、戦前から終戦後までの当時の世相を伝えています。
また、会場には、広島に投下された原子爆弾の悲惨さや「戦争の記憶」を伝えるパネルなどが展示されています。

平和のための戦争展・原田祥昌副実行委員長
「現実の戦争が起こっている状況なども知っていただいて、平和を語り継いでいってほしい」
平和のための戦争展は17日まで開催されています。