広島県府中市や安芸太田町で日中の気温が36℃を超えるなど、厳しい暑さが戻ってきました。お盆休みの各地を取材しました。

RCCウェザーセンター末川徹 気象予報士
「ギラギラとした日差しが戻ってきました。手元の温度計は37℃。暑さに負けず子どもたちははしゃいでいます」

坂町にある海水浴場では、観光客や家族連れが気持ちよさそうに水の中で涼をとっていました。

大分県から
「とても冷たく気持ちいい。貝で遊んでた」

東広島市から
「(息子が)海が初めてで行ってみようと。雨であまり充実できていない」

海の家では、名物のレインボーかき氷がおすすめです。

末川徹 気象予報士
「いただきます。キンキンです。フルーツの味がいっぱい。本当に涼しくなってきました」

高校に入って初めての夏休み。同級生たちが教室とはまた違った思い出を作りました。

高校1年生
「海に行きたかった。夏といえば海。とても楽しい。夏休み、最高~!」

一方、広島市中央図書館では朝から開館を待つ行列ができていました。

高校3年生
「高3まで部活とかでできなかったので、休みこそちゃんとやらんとなっていう気持ち」

140人が入れる自習室は、開館からおよそ1時間で席の半分以上が埋まりました。受験勉強に励む中高生にとってはお盆休みも返上のようです。

高校2年生
「家だと興味があるものとか趣味のものが多くって、気が散っちゃったり、周りの人たちを意識できるので」

広島市中区寺町の圓龍寺。色とりどりの盆灯籠が立てられています。お盆の中日とあって、多くの家族連れが墓参りに訪れていました。

広島市の親子
「(娘が)去年がまだ小さかったんで、今年はね、自分でお線香上げようって」「じいじバイバイ」

お参りに来た人たちは、墓石に水を手向け花や線香を供えると、亡くなった家族や先祖を思い、静かに手を合わせていました。

呉市から
「生きてる限りはね、来てあげるということが、私たちが元気ですよという報告になる」

広島市の女性
「(娘が)生まれましたと(墓前に)報告しました。来月一歳になります」