長野県内のスーパーは、お盆を家族や親戚で過ごす人たち向けの品ぞろえとなっています。


長野市の綿半スーパーセンター。

大トロやウニが入った寿司のセットやオードブルなどお盆の食卓を彩る総菜が並び、買い物客でにぎわいました。


おやきは普段の2倍の数を用意していて、売り場は山のよう。

買い物客:「昔から好きなおやきを食べながら(お盆を)過ごそうと思っています。(お盆に欠かせないものは?)信州といえば天ぷら」

暑さや油が高くなった影響などで、家庭で揚げるのを控える傾向にあるという天ぷら。ですが、先祖をもてなすごちそうとして信州のお盆には欠かせません。


この店でも1年で最も天ぷらが売れるのがお盆だといい、ナスやサツマイモ、エビなどを早朝から揚げ、盛り合わせは普段は店に並ばない限定商品です。


またお盆に欠かせないカンバに、切り花は普段の10倍も売れるといいます。


さらに、お盆に人気なのが、スイカです。

綿半パートナーズ 小林傑さん:「この時期非常によく売れていまして。ひと玉まるまるがよく売れています」


供え物や、家族や親戚が集まる機会にと、スイカやメロンをひと玉丸ごと買う人も多いということです。