俳優の綾瀬はるかさんが、東京で開かれている原爆の写真と映像の展示会を訪れました。

綾瀬はるかさんが訪れたのは、東京・目黒区の東京都写真美術館で開催されている「被爆80年企画展ヒロシマ1945」です。

20年近く戦争の取材をしてきた綾瀬さんは、TBSの戦後80年特別番組の撮影で会場を訪問。原爆開発をした「マンハッタン計画」に参加し、原爆投下後に広島・長崎を視察した軍医の孫ジェームズ・L・ノーランジュニアさんと対面しました。

綾瀬はるかさん「当時の写真がきちんと記録されて残されていることがすごいなと思いますし、取材を長い間させてもらっているのですが、改めてこういう写真を見ることで、本当に当時の悲劇が大変なことだったんだということを改めて感じて……」

綾瀬さんは、写真に映る軍医の説明を、孫のノーランさんから聞くなどして会場を見て回りました。

綾瀬はるかさん「どの写真を見てもなんでこんなことが起きたんだろうっていう、悲しい気持ちというか、2度とこんなあぶない核兵器は使ってはいけないし、戦争が絶対に起きてはいけないものだなということを改めて感じました」

今回の番組ではアメリカでの現地取材も行い、アメリカ側の視点にも注目しました。

この模様はTBS系列で8月14日午後10時から戦後80年特別番組「なぜ君は戦争に?綾瀬はるか×news23」の中でお伝えします。

被爆80年企画展「ヒロシマ1945」は東京都写真美術館で17日まで開催しています。