夏休みに入り家族で過ごす時間が増えると口喧嘩が増えた…という経験ないでしょうか?怒りの感情を理解してコントロールするアンガーマネジメントを親子で学ぶ講座が11日、長崎市役所で開かれました。

長崎市役所で14回目の開催となるアンガーマネジメント講座にはおよそ90人の親子が集まりました。

参加した親子(親)「兄弟、普段は仲がいいけど一回怒り出すとお互いイー!ってなってなるので、私もそれを見てイー!ってなってしまうので、みんなで何とかしたいなと」

(きょうだい)「どっちのゲームをするかとかでケンカすることが多いです」

11日は親と子どもに分かれて講座を受講しました。

アンガーマネジメントとはアメリカ発祥の心理トレーニングのことで、怒りの感情を理解してコントロールすることを目指します。

日本アンガーマネジメント協会 アンガーマネジメントコンサルタント 高橋けいこ講師「怒らないこと。これを目指すんじゃないんです。怒っても良いんです。ただ、怒りで後悔しない上手な怒り方をしましょうねということなんです」

大人向けのプログラムでは、怒りが生まれてから理性が働くまでの「6秒」を乗り切ること。そのために、自分の怒りは10段階で分けるとどのレベルかを分析することなどが解説されました。

参加者「6秒っていうところを意識して瞬間的に子どもに強く言っちゃうところがあったりするので、理性を働かせるようにしていきたい」

参加した親子「全然大したことないのにすごく怒っていたなと思いました」「すぐ怒ってたりしたから、そういうこと(アンガーマネジメント)を日常で使っていって、すぐ怒らないようになりたいです」

「仲良く残りの夏休みを過ごしたいですね。がんばるぞ!おー!」

講座を主催した協会は今後も長崎市でアンガーマネジメント講座を開催するということです。