520人が犠牲となった日航機の墜落事故から、あすで40年になります。例年「灯籠流し」が行われる墜落現場近くの川から中継です。

群馬県上野村を流れる神流川の河原です。この川は、524人を乗せた日航機が墜落した「御巣鷹の尾根」の麓を流れています。

河原にはLEDライトが並べられていて、事故のあった日付「8.12」の文字が静かに浮かび上がっています。

こちらを訪れた遺族の方にお話しを伺いますと、「40年は経ったけど、山からの景色はあの日と変わらない。山を登るとあの日に気持ちが戻される」とおっしゃっていました。

また、上野村の住民たちに対する「ありがとう」や感謝を込めた灯籠が並べられています。

このあと、遺族らがメッセージを寄せたおよそ200個の灯籠を流し、犠牲者へ祈りを捧げる予定です。