九州では線状降水帯が発生するなど、西日本を中心に大雨となっています。広島県でも発達した雨雲がかかり、時折強く降っています。

山陰付近にある前線に向かって、温かく湿った空気が流れ込んでいるため、広島県内は大気の状態が非常に不安定です。

このあと夜のはじめごろにかけて、局地的に雷を伴い、激しい雨が降る見込みです。

12日正午までの24時間に予想される雨の量は、多いところで南部・北部120ミリとなっています。

降り始めからの雨量が、平年8月の1.4倍を超えている地点もあります。

降り始めから午前10時までの降水量
  広島市中区  195.0ミリ
  廿日市津田  184.0ミリ
  東広島市志和 176.0ミリ

土砂災害に加え、河川の増水・氾濫に警戒してください。