■MLB ドジャース 9ー1 ブルージェイズ(日本時間10日、ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(31)が本拠地でのブルージェイズ戦に“1番・DH”で出場し、第3打席で3年連続となる40号本塁打を放つなど、4打数2安打(申告敬遠1)。8月は全8試合でヒットをマークし、5度目のマルチヒットとなった。

初回の第1打席は2球連続でストレートを強振してファール。3球目の高めのカットボールにバットが空を切り、あっけなく空振り三振に倒れた。

3回は2死一塁の場面で初球のカットボールを上手く弾き返し、センターへのヒット。8試合連続ヒットをマークした。

4回にM.マンシー(34)が先制の16号2ランを放って、2-0で迎えた5回。大谷は2死ランナーなしで打席に立ち、カウント3-1から5球目のシンカーを振り抜くと、打球は大きな打球音とともにバックスクリーンに吸い込まれた。自身も“確信歩き”の飛距離127.1mの豪快弾で、大歓声の中、ダイヤモンドを1周した。

6回は無死満塁からラッシングのタイムリーで5-0。大谷は無死一・二塁で第4打席を迎えたが、代わったドミンゲスを相手に、初球冒投で二・三塁となると申告敬遠で対戦を避けられた。9-0と大量リードの7回、第5打席は2死無走者の場面で、6球目を弾いて遊ゴロも相手守備のエラーで一塁セーフ。続くM.ベッツ(32)は見逃し三振で追加点ならず。

そのまま主導権を握ったドジャースは2桁10安打、9得点の快勝で2連勝を飾った。