停滞する前線の影響で長崎県内各地で雷を伴った大雨となっていて、10日午前11時現在、壱岐市に避難指示が出されています。

大気の状態が非常に不安定となった県内では各地で雷を伴った大雨となっていて8日の降り始めから10日午前10時までの雨量は、壱岐空港で281ミリ、対馬市で127ミリとなっています。

県によりますと壱岐市では土砂災害や空き家の倒壊などが起きており、市内全域1万1281世帯に避難指示が出されています。また、

11日午前6時までの24時間降水量は北部で250ミリ、県内のその他の地域で200ミリと予想されています。
気象台は11日の朝にかけて線状降水帯が発生する可能性もあるとして、引き続き土砂災害や河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。