中国・北京で、きょう、人型ロボットなどが購入できる大規模なロボットショップがオープンしました。商品は100種類超え。どのようなロボットが売られているのでしょうか?

きょう、北京にオープンしたロボットショップ。

記者
「こちら多くの人が人型ロボットを見ています。興味津々です」

店では100種類を超える商品を扱っているといいます。

記者
「こちらの人型ロボットなんですけれども、薬をつかんで運んでいますね」

北京市内の一部の薬局で導入されているという“商品を自動で運んでくれるロボット”に、部品の仕分けや、荷物の積み込み作業ができるロボットまで販売されています。

このロボットは、すでに中国の自動車製造工場で試験的に導入が始まっていて、価格は1体およそ2000万円。また、音楽に合わせて踊りを披露する小型ロボットはおよそ6万円です。

そして、この店の中には。

「(Q.一番おいしい料理は何ですか?)好き嫌いは人それぞれですが、当店のミートソースパスタはおいしいです」

人間そっくりのロボットとの会話を楽しめるレストランも用意されています。店を訪れた客は…


「ハイテクなものは手の届かないものだと感じていましたが、きょうお店に来て、ロボットが身近なものになっていると感じました」
「このようなロボットを買い、研究や遊びを通して子どもの好奇心を育てたいです」

アメリカの調査会社によりますと、中国のロボット市場は去年、およそ6兆9000億円でしたが、2028年にはおよそ15兆9000億円へと倍増する見通しです。

ロボットショップの担当者
「私たちの使命は、ロボットの家庭への普及を後押しすることです」

私たちにとってロボットが身近な存在になる日はそう遠くないかもしれません。