東京都心と多摩地域を結ぶ京王線が、倒れた木に衝突した影響で7時間にわたり運転を見合わせ、およそ13万人に影響が出ました。

京王電鉄によりますと、7日正午すぎ、東京・調布市の京王線つつじヶ丘と仙川の間で沿線の木が線路上に倒れ、新宿行き特急電車が衝突し、先頭車両のガラスにひびが入りました。

この事故の影響で、京王線と京王相模原線が一部区間で運転を見合わせましたが、木の撤去作業が完了し、安全が確認された7時間後の午後7時25分に全線で運転を再開しました。けが人はありませんでした。

京王電鉄によりますと、およそ13万人に影響が出たということです。

京王電鉄は、8日、始発から全線で通常通り運行するとしています。