台風の影響で先月、記録的大雨を観測した南北大東島について、県は7日災害対策本部会議を開いて被害状況を確認し、今後の対応を協議しました。

大東島地方は先月台風8号の影響で記録的大雨を観測し、各地で床上浸水などの被害が相次いだほか、台風が去った後も水が引かず、自衛隊や国などによる排水作業が進められてきました。

こうしたなか県は7日災害対策本部会議を開き、それぞれの部局が両村の被害状況などについて報告しました。


それによりますと、家屋などへの浸水被害は北大東村で16件、南大東村で18件確認されたということです。


また、サトウキビ畑など農地でも冠水が発生したほか農業施設への被害も確認されており、今後農作物への影響が懸念されます。


県は引き続き被害状況の調査を進めるとともに、浸水被害を受けた家屋の消毒や、災害廃棄物の処理など必要な支援を継続していく方針です。