お盆を挟んだ高速道路の渋滞が、いよいよ8日から始まりますが、ネクスコ中日本は、特に長い渋滞が予測される場所について、渋滞を回避できる時間帯を示して、利用を呼びかけています。

ネクスコ中日本によりますと、2025年のお盆は、11日月曜日の山の日までの3連休からお盆に繋がる曜日の並びのため、渋滞のピークは前半と後半に分散しやすい傾向にあるとしています。

その上で、下り線は9日の土曜日をピークに8~10日にかけて、上り線は11日と16日の土曜日をピークにして10~11日と15~16日に混雑を予測しています。

ネクスコ中日本では、特に長い渋滞を予測する場所について、それぞれ渋滞を回避できる時間帯を示しています。

このうち長野県内に関係する路線については、9日に最大で45キロの渋滞が予測されている中央道下り線の相模湖インターと高井戸インターの間については、渋滞のピークは午前6時から11時で、通過するのに、渋滞がない場合のおよそ4倍の2時間15分を要すると予測しています。

これに対して、高井戸インターを午前4時前、または午後3時以降に通過した場合はおよそ35分で走行できるとして、その時間帯の利用を呼びかけています。

また、15日には中央道の上り線で小仏トンネル付近を先頭に最大で30キロの渋滞を予測していて、ピークの午後3時から10時にかけては、大月インターから八王子ジャンクションの通過におよそ2時間かかるとしていますが、大月インターを午前11時前、または翌16日の午前1時以降に通過すると、およそ25分で走行できるとしています。

一方、関越道については、16日に上り線の坂戸西スマートインター付近を先頭に最大で40キロの渋滞を予測していますが、藤岡ジャンクションを午後1時より前、または午後11時以降に通過すると、渋滞のピーク時の3分の1のおよそ30分で鶴ヶ島インターまで走行できるとして、それぞれ利用する際の参考にしてほしいとしています。