福島第一原発の処理水について、東京電力は7日、今年度3回目となる海への放出を始めました。
東京電力は、7日午前11時すぎ、福島第一原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水の放出を開始しました。放出は通算で14回目、今年度は3回目となります。今回もこれまでと同じおよそ7800トンを放出する計画で、8月25日の完了を予定しています。放出されるトリチウムの総量はおよそ3兆ベクレルになるということです。
東電は、今回から放出前に測定・分析する放射性物質からセリウム144を除外し、29種類となりました。測定する放射性物質が除外されたのは、今回が初めてです。