福島県内では、小さい子どもがかかりやすい伝染性紅斑いわゆるリンゴ病の流行が続いていて、30週連続で警報レベルとなっています。

伝染性紅斑いわゆるリンゴ病は、小さい子どもがかかりやすく、頬が赤くなり、風邪のような症状が出る感染症です。県内で、8月3日までの1週間で感染した人は1医療機関あたり2.89人で前の週と比べて増えました。警報レベルとなるのはこれで30週連続です。

また、全国的に流行が続いている百日ぜきは、県内で前の週よりも14人多い69人の感染が確認されました。今年の感染者の累計は824人となり、去年1年間に感染した19人を大きく上回っています。

県は、お盆期間中は対応できる医療機関が少なくなるため、救急電話相談(#7119)やこども救急ダイヤル(#8000)も活用し、適切な受診を呼びかけています。