庄原市東城町で女性が殺害され、犯人が逃走している事件で、現場となった集落に防犯カメラが設置されることになりました。
この事件は、6月24日、庄原市東城町粟田の住宅で、この家に一人で住む矢吹定代さん(84)が、頭から血を流して倒れ、殺害されていたものです。犯人は現在も捕まっていません。
事件を受け、地域住民が防犯カメラの設置を要望。庄原市が検討していたところ、市内の5団体が寄付を申し出ました。
贈呈した5団体の1つ 庄原地区交通安全協会 佐々木満会長
「こういうときこそ民間組織がスピード感をもって取り組むべきじゃないかと、犯罪の抑止にとにかく役に立てていただきたいというふうに思います」
地元住民代表 田森自治振興区 名越和之会長
「私共の気持ちを十分言ってお願いしたところ、5団体の皆様に贈呈いただいて、感謝の気持ちでいっぱいでございます」
防犯カメラの費用はおよそ250万円で、今月中旬にも粟田地区に設置され、24時間町を見守ります。