熊本市は、学校給食の調理室の暑さ対策としてエアコンを設置します。

熊本市によりますと、小中学校の学校給食の調理室は98か所ありますが、このうち94か所でエアコンを設置していません。

市はこれまで、熱中症対策として調理室に移動式クーラーを導入するなどしてきました。

それでも夏場の調理室は40℃を超えるなど過酷な労働環境が続き、調理員が熱中症で倒れたり、食中毒の発生リスクが高まったりすることから、約20億円を投じて全ての調理室にエアコンを設置することにしました。

この夏休み中に30か所を優先して工事し、残る64か所も1年以内に設置できるように作業を急ぐ方針です。