看護師が常駐救急車も配備

大会側も熱中症対策を欠かせません。

久留米市の消防は、会場周辺や駅前などに5台の救急車を配備し、大会本部に設置した救護所には看護師1人が待機。

さらに、塩分を補給するためのタブレットや経口補水液などが準備されていました。
”気分が悪い”救護所に少女が
日が沈みかけた午後7時。

救護所に10代の少女が訪れました。急に気分が悪くなったというのです。
聖マリア病院 看護師 久保山守さん
「顔面蒼白血圧で冷や汗、血圧を測ったらやっぱ90台で低い。熱中症の症状かもわからない」

首元を冷やし、経口補水液を飲ませ、休ませるという判断をしました。
幸い大事には至らず、20分ほどで回復し、花火を見に会場へ戻っていきました。
熱中症疑いで3人が搬送
久留米市広域消防本部によりますと、花火大会中に女性3人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれましたが、いずれも軽症ということです。

聖マリア病院 看護師 久保山守さん
「涼しいところで水分もしっかりとって、少しでも症状が出たら休むことが必要だと思う」