
農水省は、コメの増産とともに輸出を抜本的に拡大する方針を掲げていますが、これに対しても疑問の声が聞かれました。
「これだけ値段が高くなってきたりすると、日本米としてはやっぱり、かなり苦戦すると思います」
長年コメの輸出を手掛けている『エコ・ライス新潟』の豊永有代表は、海外市場の“厳しさ”を訴えます。

「例えば、オランダとかフランスに来ているお米はイタリア米とかベトナム米。そういうお寿司でも十分美味しいと感じてる人もいる」
輸送費の上昇で現地での販売価格が高くなっていることも、苦戦の要因になると考えています。