広島の原爆投下から80年。「核なき世界へ」祈りが捧げられました。
広島市・松井一實市長「私たち市民は決してあきらめることなく、真に平和な世界の実現に向けて、核兵器廃絶への思いを市民社会の総意にしていかなければなりません」
平和への祈りは、福島県内でも捧げられました。核兵器廃絶を願い、灯され続ける「非核の火」。楢葉町の宝鏡寺では、原爆が投下された午前8時15分に合わせ、黙とうが捧げられました。核兵器廃絶と原発事故の教訓を伝える集会には、全国からおよそ100人が集まりました。

「非核の火」を灯す会共同代表・伊東達也さん「原爆が使われるとどんなにひどいめにあうか、80年間苦しみ続けていることをぜひ知っていただきたい」
集会では、東京の合唱団による平和を祈る歌が披露され、参加者全員で声を合わせました。
埼玉から参加した人「核兵器は絶対許してはならないと本当に痛感しました」
いわき市から参加した人「いつも改めて戦争はだめだということが、一番歌を聞いて涙がいっぱい、胸がいっぱいになった」
参加者たちは、原爆の犠牲者を悼みながら核根絶への思いを新たにしていました。
