山口県警は6日、未成年の少女(10代)を誘拐したとして、和歌山市の会社員の男(20)を未成年者誘拐の容疑で逮捕したと発表しました。
警察によると、男は7月上旬、少女にスマホのメッセージで、自分の下にくるように誘惑。7月25日午後1時20分ごろ、山口県内の駅まで誘い出し、8日5日午後3時50分ごろまでの間、和歌山県内の男の自宅まで連れ去り、誘拐した疑いが持たれています。
2人はスマホのゲームアプリで知り合ったとみられ、今月3日に少女の両親が周南署に届け出ました。少女は発見時、アパートの中にいて、けがはなかったということです。
男は「少女が未成年と知りながら、和歌山市の自宅まで連れ帰ったことは間違いない」と、容疑を認めているということです。警察で事件の動機やいきさつを調べています。