任期満了に伴い来年1月に実施される名護市長選挙に、市議会議員の翁長久美子(おなが・くみこ)さんが立候補を表明しました。

▼翁長久美子氏
「国の意向に左右される交付金頼みの市政ではなく、私たちの街の未来は私たち自身で決めていくべきです」

翁長さんは5日会見し、物価高対策や子育て支援、福祉の充実に最優先に取り組むとして名護市長選挙への立候補を表明しました。

普天間基地の辺野古移設については「子どもたちに負の遺産を背負わせるわけにはいかない」として反対の立場です。

また現市政について、移設受け入れの見返りとなっている米軍基地の再編交付金に依存してきたと批判したうえで、交付金が打ち切られても一般財源で事業を継続するとしています。

翁長さんは現在市議会議員4期目で、今年5月、市政野党などでつくる選考委員会から出馬要請を受けていました。