ウクライナ・ゼレンスキー大統領はアメリカのトランプ大統領と電話会談し、戦況やロシアへの制裁について意見を交わしたと明らかにしました。

ゼレンスキー大統領は5日、トランプ大統領と「建設的な」電話会談を行ったとSNSで明らかにしました。ロシア軍による攻撃が激しさを増している状況を共有したほか、ロシアに対する制裁の重要性について意見を交わしたとしています。

ゼレンスキー大統領は「トランプ政権の平和に向けたすべての努力に感謝する」と述べた上で、「一刻も早く殺戮を止める必要がある」として、改めて即時停戦を訴えました。

アメリカのウィットコフ特使は6日か7日にもロシアを訪問する予定で、トランプ大統領がロシアに対し、8日までに停戦に応じなければ追加の制裁を科す考えを示す中、停戦に向けた進展があるかが焦点となっています。