最高裁判所で夏休みの小学生を対象にした見学会が開かれ、子どもたちは裁判官になりきって「判決」を言い渡しました。

裁判官役
「主文。被告人は無罪」

きょう最高裁で開かれたのは、夏休み中の小学4年生から6年生およそ180人を対象とした見学会です。子どもたちは、裁判官15人がそろって審理する大法廷を見学したり、現役の裁判官に質問をしたりしました。

参加者
「責任が重くて怖くないですか」

現役裁判官
「当事者の人生が関わっていることが多いので、それに対して結論を出すというのはすごく重たいですし、怖さもあります。この結論しかないというぐらいまで悩み抜いて判決を出します」

見学会は子どもたちに裁判官の仕事を知ってもらうため、毎年この時期に開かれています。