福島市にある私立の女子校・桜の聖母学院高校に、来年の春、通信制課程が新たに設置されることになりました。
桜の聖母学院では、地域のニーズなどに対応するため教育改革を進めていて、運営する学校法人は5日、来年4月、高校に女子のみの通信制課程を設けると発表しました。
対象は、通学可能で県内か宮城県に住む生徒で、定員は1学年30人。桜の聖母学院高校の全日制課程への転籍も可能となっています。通信制を設けた狙いとして、学校側は、不登校の生徒や退学者への多様な学びの提供を挙げています。試験は来年1月から始まり、面接や作文の試験を行うということです。
桜の聖母学院高校・高城友治校長「生徒一人ひとりの学習スタイルがかなり違ってきている、ライフスタイルも変わっている。これに幅広く対応するのが通信制課程だと考える」
このほか、桜の聖母学院では、現在の中高一貫の女子校が、来年4月から小中一貫の男女共学校へと変わります。