世界で一番多く使われている絵文字

Z世代に人気のスマホアプリ、Simejiの調査によると、世界で一番多く使われているのは、両目から涙を流す「泣き顔絵文字」。日本でも1位に入りました。
日本で2位にランクインしたのは3つのしぶきが飛ぶ「汗」。
3位は赤のビックリマークが2つ並んだ絵文字となっています。

「泣き顔絵文字」をどんなときに使っているのか、街の人に聞いてみました。

「めっちゃ使う。感情爆発。悲しい時。失恋とか。」(10代女性)

「悲しかったときとか。物足りないときにこれを使うとラフさが出るので多用してますね。集合時間に間に合わない、ちょっとごめんみたいなときに結構使います。喜怒哀楽すべてこれでいける」(20代男性)

「嬉しい涙のときに使ったりします。『やりました!やったよ!』の涙」(40代女性)

「『ありがとう(泣き顔絵文字)』ですかね。安堵したときとか、『よかったマジで』みたいな。」(20代女性)

「謝るときもそうだし、爆笑みたいな大笑いしているときにも使う」(20代女性)

「泣き顔絵文字」は万能!?

この「泣き顔絵文字」、調査した16か国のうちなんと12か国で1位にランクインしていました。
〈使用が多い12か国〉
日本・アメリカ・イギリス・スペイン・イタリア・トルコ・アルゼンチン・メキシコ・ベトナム・インドネシア・タイ・インド

「Simeji」を提供するバイドゥ株式会社の担当者はこの絵文字の人気の理由について、
「『世界共通の万能リアクション絵文字』として様々なシーンで使われる」ことを挙げています。

一見悲しみの絵文字に見えますが・・・
▼感動の嬉し泣き
▼つらいときの共感
▼笑いすぎて泣くネタ系のリアクション
▼推しがかわいすぎて尊い

など、文脈によって意味が大きく変化する柔軟さが世界中で受け入れられているようです。

コメンテーター 中村仁美:
うちも息子から『お金が足りないからPayPayして』って言われて送ると、『ありがとう(泣き顔絵文字)』って来てました。すごく感謝されてるんだなという気になりますね。

江藤愛アナウンサー:
泣き顔の横にキラキラ絵文字をつけて感謝を表すことはあります。泣いてるだけに見えないようにキラキラって。

コメンテーター 土屋礼央:
全部に使えるなら、句読点の代わりになりますね。「。」は怖いって言われちゃうから…

(ひるおび 2025年8月4日放送より)