防衛省はオーストラリア政府が導入する新型フリゲート艦について、日本の共同開発案が最終的な候補として選ばれたと発表しました。

中谷元 防衛大臣
「関係者のたゆまぬ努力があったからこそ得られた結果であると認識しております」

オーストラリアの新型フリゲート艦の導入計画をめぐっては、日本は海上自衛隊の「もがみ型護衛艦」の改良型の共同開発を提案し、検討が続けられていました。

「もがみ型護衛艦」は通常の半分程度の人数で運用ができることが特徴で、今回の採用の理由としても評価されたということです。

最終的な契約は来年はじめとなる見込みで、正式に決まれば、これまでで最大規模の防衛装備品の輸出になります。