「ニュー・コーク騒動」コカ・コーラに苦情殺到

出水キャスター:
人気商品を変更する難しさもあるようです。

コカ・コーラ社は1985年に伝統的な味を一新しています。1980年代当時は、ペプシとコカ・コーラ、どちらが美味しいかという論戦がありました。

目隠しをした状態で味わう「ブラインドテスト」でペプシが勝利したことから、コカ・コーラは従来の味を変更した「ニュー・コーク」を発売

甘さを少し強めたということですが、顧客から苦情・抗議が殺到。発売から3か月で、以前のコーラを復活させました。

お客様の声には耳を傾けるが、“変えてはいけない価値”があるいうことですね。

今回のローソンの「プレミアムロールケーキ」のリニューアルについて、何がすごいのか専門家に聞きました。

神戸大学大学院 経営学研究科の栗木契教授は「定番の人気商品でも顧客の声を聞き続けていること」「実質賃金が上がらず、節約疲れの中での値下げ」としています。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト 慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMia(イミア)」主宰