第41回大分国際車いすマラソンが20日開催され、スイスのマルセル・フグが力の差を見せつけ大会4連覇を果たしました。
3年ぶりに海外の一般選手が参加し、沿道に声援も戻った今年の車いすマラソン。
フルとハーフ合わせて158人が出走したレースはスタート直後、日本記録保持者の鈴木朋樹が飛び出します。
しかし、すぐに去年驚異的な世界記録を出した王者、マルセル・フグが先頭に立ちリードを広げます。
日本のエース・鈴木はアメリカの若武者、ダニエル・ロマンチュクとフグに離された2位争いの中、終盤に抜け出します。
フグは1時間21分10秒と2位に3分以上の差をつけてフィニッシュ。大会4連覇、10回目の優勝を飾りました。
(マルセル・フグ選手)「声援を送ってくれた皆さんにありがとうと伝えたいです。たくさんの人が応援してくれてとても感激しました。素晴らしい雰囲気にとても助けられたしレース中はずっと元気をもらえました。」
鈴木は1時間24分44秒で日本人トップの2位でフィニッシュ、女子は土田和歌子が7
回目の優勝です。