夏の甲子園が開幕目前ということで、高校野球ファンもワクワクしているかと思いますが、熱いのは高校野球だけではありません。中学生も熱いんです!
熊本県内から4人の中学球児が日本代表に選ばれました。
そのうちの2人、「二刀流」の中学生に迫りました。

毎年恒例、敬老の日に行われる高齢者と子ども達の真剣勝負。この中に・・・


熊本スピリッツ 藤本琥太郎主将(当時小6)「人生経験と野球経験では負けますが、
元気では負けません」

気合十分のこの男の子は3年後、日本代表になりました!

城西中学3年の藤本琥太郎選手(15)。肩の強さが売りの「キャッチャー」です。
熊本北リトルシニア 藤本琥太郎選手「ピッチャーのいいところを引き出せる。自分が目立つというより人を目立たせられるポジションなので、キャッチャーが好き」
盗塁を許さない。その強肩を生かし、藤本選手にはもうひとつの顔があります。

藤本琥太郎選手「ピッチャーとしてはストレートの強さと変化球の曲がり幅の大きさが持ち味」

ストレートの球速は130キロ中盤を計測する藤本選手。その実力が認められ「ピッチャー」としての日本代表入りです。7月の全米選手権では3試合に登板し、無失点のピッチングで日本の10連覇に貢献しました。
藤本琥太郎選手「ストレートの質や伸びはみんなと同じくらいだと感じた。そこは負けていないなと思った」

キャッチャーとピッチャーの二刀流。今後の目標は。
藤本琥太郎選手「プロ野球選手になって大谷翔平選手など世界で活躍している人たちと野球をやってみたい。」
――その姿を想像したらピッチャー?キャッチャー?
「いやーどうだろう。たぶんピッチャーしています」














