石川県小松市では4日、気温が39度を超えるなど、今年一番の危険な暑さとなっています。熱中症に厳重に警戒してください。
4日午後1時までの最高気温は、小松で39.7度、加賀中津原で37.7度、珠洲で37.5度、金沢で36.4度など、石川県内11の観測地点のうち8つで気温が35度以上の猛暑日となっています。
金沢市の犀川沿いでは、ランニングをする人も少なく、釣り人が橋の下の日陰で休みながらアユ釣りを楽しんでいました。
「38度と言ってたので、危ないから橋の下を選んだ。汗をかくから塩分補給も」(釣り人)
河川敷の芝生は連日の猛暑と水不足の影響で茶色く変色していて、管理する県の担当者は、5日からの雨に期待したいと話していました。日中の最高気温は金沢で37度、輪島で36度の予想で、南加賀を中心に局地的に39度前後の危険な暑さが予想されています。
石川県内には17日連続で熱中症警戒アラートが発表されていて、こまめな水分や塩分の補給に加え、室内を涼しい環境に保つなど熱中症対策を徹底してください。