教員の負担軽減を図るため休日の運動部の活動を地域に移行する取り組みが全国的に進められていますが金沢市内の中学校の女子ハンドボール部でも2日からモデル事業が始まりました。



生徒「ナイスシュート!」
コーチ「今の肩の引っ張り方いいよ!」

金沢市の高尾台中学校の体育館では、女子ハンドボール部の部員に加え、金沢市ハンドボール協会の指導者2人が入って汗を流しました。

部活動の地域移行は、教員の負担軽減や生徒数の減少を背景に学校の枠を超えた活動をするため国が進めてるものです。



金沢市でも休日の運動部の活動を地域主体に移す方針で、2024年に始まった柔道に加え、2日は初の団体競技となるハンドボールでモデル事業が始まりました。

生徒「外部のコーチなどがクラブに2人いるので、その人たちに対する感謝の気持ちとか、親や顧問の先生もサポートしてくれるので感謝の気持ちが芽生えた」

金沢市スポーツ振興課・山岸瑞穂課長「モデル事業を通して、部活動の地域移行をどのように進めていくか検討している所ですが、第一に大切にしたいのは、子どもたちにとって将来に渡ってスポーツをする環境をしっかり考えていくこと」

8月9日からは紫錦台中学校の男子バレーボール部でもモデル事業が始まります。