「ルフィ」などと名乗る広域強盗事件の指示役がいた特殊詐欺グループのメンバーとみられる28歳の男がフィリピン当局に拘束されました。
フィリピンの入管当局は2日、首都マニラのタギッグで日本人の工藤健介容疑者を1日に拘束したと発表しました。フィリピンを拠点とした「ルフィグループ」のメンバーとみられるとしています。
工藤容疑者は、高齢者が被害者となった特殊詐欺事件に関与したとして、東京簡易裁判所から窃盗の疑いで今年1月に逮捕状が出ているということです。
入管当局の調査で工藤容疑者のパスポートは去年10月に期限が切れ、不法滞在となっていたことも判明しました。
工藤容疑者は入管施設に収容され、今後、日本へ強制送還される見通しです。
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