農業の担い手不足が課題となる中、「農業遺産」を軸に地域と企業が連携する動きが広がり始めています。
「トキと共生する佐渡の里山」など長い年月をかけ受け継がれてきた、独自性のある農林水産業を持つ地域は「農業遺産」として認定されています。
農水省は今年5月から「農業遺産」の保全や継承に取り組む企業・団体を、「農業遺産オフィシャルサポーター」として登録する制度を試験的に始めました。
その初めての交流イベントが都内で開かれ、オンラインを含め50を超える地域や企業が参加しました。
滋賀県 農政水産部 農政課 岡村貴司 主幹
「世界農業遺産自体、認知度がまだまだ低いというところがある。企業さんがこういったアイディアがありますよとか、ご意見いただけることで、なるほどなと思うことはあるので、やはり一緒にできることがいい」
日本航空株式会社 ソリューション営業部 橋詰建 アシスタントマネージャー
「第1次産業、そして農業というのは魅力もあるし、ビジネスチャンスもあるというふうに思っています。いろんな地域の人であったり、企業の方と意見交換ができたのは新しい視点が生まれてすごくよかった」
地方の過疎化や農業の担い手不足が進む中、農水省は「地域の価値を活用して『農業遺産』というものを守っていくことが全国に広まり、日本の農林水産業全体の活性化に繋がれば」としています。
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