1日、写真家の三浦憲治さんが広島の「今」を伝える展示会が、広島市で始まりました。

広島市出身の三浦憲治さんは、国内外のミュージシャンを撮影してきたことで知られています。

被爆80年に合わせてこのほど、写真集「ミウラヒロシマ」を出版した三浦さん。

広島市中区にある、広島PARCOの会場では、写真の一部を大きく引き延ばし、通路の窓や床を使って展示しています。

そのうちの一つに「広島平和記念資料館前を歩く修学旅行生」(2016年撮影)という写真があります。

三浦憲治さん
「偶然撮っているもの多いから。これも偶然で、後ろ向いてひょっと見たら、並んでいるんだという感じで」

三浦さんは、2014年から11年間、ふるさと広島で何気ない日常の風景を撮り続けてきました。

三浦憲治さん
「今の広島がどう変わっていくかを楽しみに撮ってるので、見る人もどういう風に変わるのかを、もっと楽しそうに見てほしい。まだまだ面白いと思う広島は」

「ミウラヒロシマ」写真展は10月13日まで開かれています。おりづるタワーなど4か所にサテライト会場も設けられていて、こちらは8月31日までの予定です。