東京都はきょう、多摩地域を中心に運航を行っているドクターヘリについて整備士を確保できないことから、今月中の合計7日間、運航を一時休止することを明らかにしました。

都は多摩地域を中心にドクターヘリを運航していますが、運航を委託している「ヒラタ学園」が整備士を確保できないことから、今月、運航を一時休止することを明らかにしました。

運航を停止する期間は、今月7日から10日、24日から26日の合計7日間です。

都は2022年からドクターヘリを1機運航していて、2023年度は306人のけが人や急病人を運んだということです。

都は、ドクターヘリを運休する間は救急車で救急搬送できるよう消防機関などに周知するとしています。

都によりますと、来月(9月)以降は、運航委託先が新たに整備士を確保するなどして運航の停止は避けられる見通しだということです。

都は運航委託先に対し、安定した運航体制を確保するよう強く求めるとしています。