長岡空襲から80年。
多くの人が犠牲となった新潟県長岡市の柿川では、午後6時半から犠牲者を悼む『灯籠流し』が行われ、鎮魂の祈りに包まれています。

1945年8月1日午後10時半から1時間40分間、米軍のB29爆撃機による長岡空襲の炎から逃れようと、この柿川には多くの人が飛び込みましたが、炎は川まで迫り、亡くなった人が大勢出ました。

戦争の痛みを知る長岡市にとって、8月1日は特別な日です。
空襲で命を落とした人の正確な数はいまだに分からず、きょうも新たに1人が名簿に加わり、犠牲者は1489人となりました。

「戦争を二度と繰り返してはならない」
多くの市民が、平和への誓いを新たにしています。