ガソリンと燃費に関するうわさの真実を一気に紹介

うわさその1
ガソリンを満タンに入れると重くなる分、燃費が悪くなるのでは?

JAF山口支店 推進課事業係 近藤博嗣 係長
「本当であり、ただ、そこまでは影響はしないのかなと」

近藤さんによると、100kgの荷物で燃費が3%悪化すると言われています。

ガソリンは1Lあたり0.75kg。

30L入れても重さは20kgほどということで、あまり影響はないそうです。

ガソリンの重さを気にするよりも、ほかのいらない荷物を下ろしたほうがいいですね。

うわさその2
安いスタンドへ行くために遠くへ走る…燃費に影響は?

JAF山口支店 推進課事業係 近藤博嗣 係長
「気持ちは分かりますね。よけいにガソリンを使ってしまいますし、車もその分傷んじゃいますし、また危険でもありますしね車を運転することが。まあ何かのついでで行くというのが1番いいでしょうね」

1円でも安くという気持ちはわかりますが、無理して遠いスタンドに行くよりも運転の方法でカバーした方が良さそうです。

ここまでいろいろなうわさの真実を見てきましたが、やはり、燃費向上に大切だというのがタイヤの空気圧です。

近藤さん
「いろんなことを燃費向上のために頑張ってきても、タイヤの空気圧が低いだけでその分が悪くなってしまう可能性があるので、タイヤの空気圧ってチェックが必要なんですね」

近藤さんによると、空気が25%抜けているタイヤで走ると、郊外では4%燃費が悪くなります。

空気圧は見た目では分からず、1か月で5%ほど抜けるというデータもあるので、定期的なチェックが必要です。

1か月から3か月に1回、近くのガソリンスタンドなどでチェックするようにしましょう。

日々の小さな工夫の積み重ねが燃費の向上につながります。

あくまでも安全運転第一の上で、今できる小さな工夫からチャレンジしてみるのが良さそうです。