意欲的な若手芸術家や芸術団体を支援しようと、福岡県は活動経費を最大50万円助成する事業を初めて実施します。

知事は、「若い芸術家の育成は非常に重要」だと述べ、多くの申請を呼びかけています。

「新進気鋭の芸術家活動支援事業」

福岡県が今年度スタートさせるのは、「新進気鋭の芸術家活動支援事業」です。

10月から来年3月までの芸術活動が対象で、公演や創作・発信活動にかかる経費のうち半分を助成します。

海外は最大50万円、国内は最大30万円となっています。

福岡県 服部誠太郎 知事
「芸術家を育てていかないといけない、若い芸術家の皆さんの育成は非常に重要」

申請期限は、9月1日までで、福岡県にゆかりがあるほか39歳以下が中心であることなどが要件です。

採用されたかどうかは、10月中旬までに通知されます。

「身近に文化芸術に接することができるまちにしたい」

1日の定例会見で服部知事は、今年10月から12月にかけて開催される「ふくおか県芸術文化祭2025」についても多くの参加を呼びかけました。

知事は、「文化芸術は、若い人たちの心を豊かにし日々の生活の質を高め、潤いと活力を与える。子供から大人まで身近に文化芸術に接することができる。そんな町に県にしていきたい」と述べました。