気になるその味は・・
そして、待望の日本酒がついに完成しました。

(椎葉昌史さん)「いい感じでできてますね。これまで椎葉に梅酒はあるんですけど日本酒がなかったので。実物を手にとるとなんか改めてうれしい気持ちになります」
日本酒、「仙人の棚田」。気になるその味は・・。

(椎葉昌史さん)「あっつ結構」
(千徳酒造 杜氏・門田賢士 社長)「すっきり、きれもいいでしょ?」
(椎葉昌史さん)「きれもいいですね。これはめちゃくちゃいいですわ、ありがとうございます」

今回は720ミリリットル入りが1600本製造され、このうち半分の800本は8月1日から販売されます。

(椎葉昌史さん)「コメを作ってくれた方たちがすごい出来上がりを楽しみにしてたので、なんかやっとみんなに渡せる時がきたなと思いますけど。いいのができました本当に」
また、菓子店を営む椎葉さんは、この日本酒を使ったバターサンドも構想中です。

(椎葉昌史さん)「もしかしたらめちゃくちゃおいしいジャムがあり得るかもしれないですけど。そこは試作を頑張ってやらないといけないと思うんですけど」

棚田の風景が残る地域と農業を、次の世代へ継承したいと誕生した日本酒、「仙人の棚田」。
(椎葉昌史さん)「農業がなくなっていくと地域が衰退していくと思っているので、椎葉って農業に適していない土地というか棚田でしかコメが育たない平地が少ないのでそういった中で本当に棚田を守っていくというのが一番大きいことなのかな」

日本酒「仙人の棚田」は、8月1日から、椎葉村内の酒店や延岡市の千徳酒造のほか、宮崎市ではラディッシュ大橋店で販売されるということです。
(720ミリリットル2700円)
また、この日本酒を使ったバターサンドは、お盆の頃には販売したいと話していました。