津波警報の発令を受け、各地のコンビニや飲食店、工場などで臨時休業が相次いでいます。

▼「セブン-イレブン」では午後2時半時点で北海道から関西までの太平洋沿岸にある316店舗が一時休業。▼「ファミリーマート」では273店舗、▼ローソンでは266店舗で一時休業しています。

飲食店でも休業が相次いでいます。▼「日本マクドナルド」は、津波警報が出ている地域のおよそ60店舗で休業しているということです。▼「スターバックス」は警報が出ている地域を中心に休業して、避難するよう呼びかけています。現在、店ごとに対応を進めているということです。

また、▼大手牛丼チェーンの「すき家」は43店舗。▼「吉野家」も一部で営業を取りやめているほか、▼回転ずしチェーンの「はま寿司」も19店舗で一時休業しています。

企業も対応に追われています。「アイリスオーヤマ」は福島県南相馬市でパックご飯の容器などを製造している「南相馬工場」の稼働を一時停止しています。大手飲料メーカーの「キリンホールディングス」は、ビールをつくる「仙台工場」や「横浜工場」などで稼働を一時停止しました。

従業員を安全な場所に避難させたとしていて、被害はないということです。

物流にも影響が出ています。「ヤマト運輸」は、津波警報が発令されている北海道から九州までの太平洋沿岸地域において、一部の営業所で受付や集配業務を停止。また、「佐川急便」も北海道から和歌山県までの太平洋沿岸地域の営業所で集配業務を停止しています。