29日夜、熊本市東区の うなぎ店で女性2人が倒れているのが見つかり、病院に運ばれました。
一酸化炭素中毒の可能性もあるとみられています。

午後8時15分ごろ、熊本市東区尾ノ上にある うなぎ店で、注文していた弁当を受け取りに来た客から「店内で女性が2人倒れている」と119番通報がありました。

厨房に倒れていたのは、この店の40代の女性経営者と10代の娘です。
警察と消防によりますと、40代の女性は会話ができない状態で、10代の娘は頭痛などの体調不良を訴え、病院に運ばれましたが、意識はあるということです。

消防が駆け付けた時、店の窓は全て閉まっていて、消防の出入りで換気された後でも一酸化炭素の濃度は400ppmを超えていました。
この「400ppm」という数値について厚生労働省のガイドラインでは「1~2時間の吸い込むと前頭痛の中毒症状が出る」とされています。














