交通事故で親を亡くした子どもたちを支援しようと、大分県自動車販売店協会が18日、県に寄付金を贈りました。

大分県自動車販売店協会では毎年、会員企業の社員から集めた募金や中古車販売イベントの収益の一部を交通事故遺児の支援にあてています。18日は県庁で贈呈式が行われ、橋本仁会長が寄付金およそ167万円の目録を広瀬知事に手渡しました。寄付金の総額はこれまでに5500万円を超えていて、長年の活動に対し、橋本会長に感謝状が贈られました。

(県自動車販売店協会・橋本仁会長)「車を通じて私たちは仕事をさせてもらっている。交通遺児を支援するのは私たちの責任。大人になるまで支援を続けていきたい」

県内では交通事故で小中高校生32人が親を亡くしていて、寄付金は入学や卒業の祝い金などに活用されます。