新潟市と市内8つの区、そして新潟県警本部と市内9つの警察署、総勢19人のトップが29日、初めて一堂に会し、ズラリと並んで『緊急メッセージ』を発信しました。

呼び掛けたのは、特殊詐欺を防ぐために「国際電話の利用を止めてほしい」というメッセージです。

警察によりますと、2025年は新潟県内では6月末までに特殊詐欺事件が125件発生し、被害額は4億9600万円に上っています。
犯罪には国際電話が使われることもあり、警察は、海外に住む人と固定電話で通話をすることがない人は「国際電話の利用を止めて」と呼び掛けています。

電話会社へ連絡することで国際電話を止めることができますが、止め方がよくわからないという人のために、新潟市内の各区役所で毎月15日にブースを設置し、国際電話利用休止の申し込みを受け付けます。