市町村対抗ふくしま駅伝のスタートがいよいよ20日に迫りました。
今年は3年ぶりに沿道での応援が可能となります。注目の選手やチームを紹介します。
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■去年は会津若松市が2年連続5回目の総合優勝
福島県内56市町村50チームから、総勢800人のランナーたちが出場した去年のふくしま駅伝。
多くの市町村が参加しやすいよう、中学生の7区から9区を除き「高校生またはシニア」などの限定区間を解除した大会は、2チームが5時間を切るハイレベルな戦いとなりました。
そして、会津若松市が2年連続5回目の総合優勝。
町の部は、石川町が制し6連覇を達成。
村の部は、泉崎村が3年ぶり12度目の頂点に立ちました。
■今年の注目は…6年ぶり出場の遠藤日向選手、日本一の中学生ランナーも
今年の大会のみどころを、福島陸上競技協会・駅伝委員会・副委員長の畑中良介さんに伺うと、真っ先に口にしたのは「世界で活躍するあのランナー」でした。
畑中良介さん「遠藤日向くんは知らない人がいないぐらいの大スター。世界の舞台を経験したランナーが福島路を走るとなれば一層盛り上がっていくのでは」
高校時代、インターハイや国体など優勝タイトルを総ナメし、「同世代最強ランナー」として注目を集めた遠藤日向選手。

2018年からは多くのオリンピック選手を輩出してきたアメリカの強豪クラブでトレーニングを重ね、今年世界陸上男子5000メートルに出場しました。
世界で活躍してきた遠藤選手は郡山市チームを引っ張る走りで、10年ぶりの優勝を成し遂げたいと話します。
遠藤日向選手「後輩ランナーたちにあこがれてもらえる立場になってきたと思うので、しっかりチームを引っ張っていけるような走りができればいいと思っている」

そしてもう一人、男子3000メートルで日本中学記録を持ち、鏡石町チームから出場する中学3年の増子陽太選手も注目の一人です。

畑中さん「増子くんは本当に飛躍的な伸びを見せて、大学・実業団・社会人で活躍している。先輩方の走りが脈々と受け継がれた結果」