青森県八戸市で29日にオープンした洋菓子店。事業を停止した老舗の人気商品「朝の八甲田」を復活させ、店頭での販売をはじめました。
八戸市南類家5丁目に29日にオープンしたのは「ル アン南類家店」です。
ここには、3月まで1992年創業の「アルパジョン」が店を構えていましたが、事業を停止したため、創業者の息子である「ル アン」の運営会社の社長・松坂恒治さんが引き継ぎました。
訪れた人は
「どれも欲しくなりました。うれしいと思います。近所にケーキ店があまりなかったので、うれしいと思います、みんな」
店で特に人気を集めているのが「アルパジョン」の看板商品だった、チーズケーキ「朝の八甲田」です。
この商品を販売する権利も、すでに引き継いでいて新たな店舗でも名物として売り出しています。
「ル アン」運営会社 『和みの治』 松坂恒治 社長
「『朝の八甲田』は、うちの父が33年間築き上げてきたお菓子でありますので、皆さまに応援されていることを大事にしながら、大事に製造していきつつ、僕自身、菓子職人なので、次はその『朝の八甲田』に次ぐようなお菓子をたくさん作っていきたい」
「朝の八甲田」は、八戸市内の「ル アン」2店舗のほか、県内外の道の駅などの約10か所で販売しています。