台風8号などの影響により欠航が続いていた那覇と周辺離島を結ぶ海の便で、29日、一部の便が運行を再開し、生活物資が届けられます。

先週末から続いた台風の影響により、那覇と周辺離島を結ぶ海の便では多くの便で欠航が続いていました。)これにより離島では生活物資が不足するなどの影響が出ていましたが、29日朝、今月24日から欠航が続いていた渡嘉敷村行きや久米島町行きのフェリーが運行を再開し、食料品や生活雑貨などの必需品を中心に船に積み込まれました。

フェリーとかしき担当者
「島の方は待ってると思うのでまずは今日は物資を優先という形で。物を送ってあげられて、生活に困っていると思うので、その面では出航できて私もよかったかなと思います」

また降り始めからの雨量が500ミリを超える記録的な大雨となった南大東村・北大東村では、床上浸水が9件、床下浸水は少なくとも10件確認されていて、県は災害救助法の適用を決定したと発表しました。

適用によって住宅の応急修理などに支援を受けられるようになります。浸水などの被害の全容はまだ調査が続いていて、県が関係機関と対応を協議しています。