若者を山口県内に呼び込もうと、県内からの転出が多い福岡県に、山口県での暮らしや仕事の相談に対応する施設がオープンしました。

地下鉄、天神駅に直結するビルの1階にオープンしたのは「やまぐち暮らし・しごと福岡支援センター」です。

村岡知事も訪れ、「山口の魅力を発信してほしい」とスタッフを激励しました。

若者を県内に呼び込もうと設置され、主に金曜の夕方以降と土日に、キャリアコンサルタントなどの資格を持つ相談員が、移住の支援制度や住まい、県内の仕事などを紹介します。

福岡県は県内からの転出超過が最も多く、去年、福岡県への転出は5203人で、一方の転入は3494人でした。

村岡嗣政 山口県知事
「隣にある山口、またもともと住んでいた山口の魅力をここでしっかりと情報発信して関心を高めて、実際に仕事をする、暮らしていくっていう、寄り添ったサポートができればと思っています」

支援センターの開設は東京、大阪などに次いで4か所目です。

平日の日中は相談に応じるほか月に1回程度、博多駅周辺で出張相談会なども開く予定です。