香川県三豊市詫間町の造船所跡地で行われている多目的広場の整備工事について、業者に廃棄物処理法違反の疑いがあるとして、市は警察に告発状を提出しました。

告発状の提出について三豊市は、工事を請け負う建設会社3社の共同企業体による行為が廃棄物処理法に違反すると判断したためとしています。

造船所跡地については、市が行った土壌汚染調査で金属片や焼却残さが検出されたため、市は県と協議のうえ産業廃棄物として取り扱うことにしていました。

しかし、掘り起こした土が適切に処分されず、埋め戻されているとの情報が寄せられ行為が明らかになったもので、工事は5月から中断されています。

市は今後、警察の捜査に全面的に協力し、原因の究明と工事の監理体制の見直しを行うとしています。