2026年4月自転車の交通違反取り締まりが強化されるのを前に、県警が自転車の交通ルールを周知する動画の制作に取り組んでいます。

(撮影風景)
「(警笛)アウト!」
「そうなの!?」「そうだよ!」

28日盛岡市青山の交通公園で撮影されていたのは、警察が自転車の安全利用を呼びかける動画です。
2026年4月に施行される改正道路交通法で自転車の交通違反に対し、反則金の納付を通告する通知書、いわゆる「青切符」による取り締まりが始まります。
今回の動画の作成はそのルールの周知が目的で、県警としては初の取り組みです。

動画のキャストや監督も運転免許課の職員や交通機動隊員などすべて警察官です。
(交通機動隊 佐藤裕恵巡査)
「自転車が絡む事故は多い。今回の動画を通じてみなさんが安全意識を高めて、
ルールを守りながら事故なく安全に運転してもらえれば」

(県警交通部運転免許課 青木崇課長)
「いかに県民に楽しんで、ルールをわかってもらうか工夫しながらやっている。
違反で検挙されることがない、何よりも交通事故にあわないで安全安心な道路環境を作っていきたい」

県警は撮影を来週も行って、30秒の動画およそ20本を制作する予定です。
完成した動画は県警のYouTubeで9月中旬に公開されます。